写 真:小橋川共男 文:目崎 茂和
発行所:高文研
〒101 東京都千代田区猿楽町2-1-8
三恵ビル
TEL.03-3295-3415 FAX.03-3295-3417
ISBN4-87498-092-9 C0045
定価2,678円(本体2,600円)
90%以上が死滅した琉球列島のサンゴ礁の中で、唯一奇跡的に残った”海のオアシス”の姿、その海と共生する人々の暮らしを、美しいカラー写真で紹介。サンゴ礁研究の第一人者が多数の図版入りで解説。
目次:
一.サンゴ礁の顔 二.さまざまなサンゴたち 三.海と生きる人びと
1.サンゴ礁をゆく 2.サンゴ礁の生き物たち 3.サンゴ礁の形となりたち 4.死にゆくサンゴ礁 5.生き残った白保サンゴ礁 6.なぜこの海をつぶすのか <追補>*写真*新予定地と石垣島周辺のサンゴ礁 <追補>*解説*石垣島周辺のサンゴ礁は、いま文献リストへ
著 者:吉嶺全二(素潜りダイビング協会会長)
発行所:高文研
〒101 東京都千代田区猿楽町2-1-8
三恵ビル
TEL.03-3295-3415 FAX.03-3295-3417
ISBN4-87498-125-9 C0045
定価2,884円(本体2,800円)
出版社の解説:
かつて色彩にあふれていた沖縄のサンゴの海は、今や廃虚と化した。
元凶は、公共事業による「赤土汚染」だ。
沖縄の海に潜って40年、サンゴの海の危機を訴え続けてきたダイバーが、
長年の海中“定点観測”をもとに、恐るべき自然破壊の現状と原因を明らかにする!
読者の書評:
沖縄サンゴ礁海の定点撮影により、復帰後の海の自然破壊を著者は最も早く訴え
証明した。それだけでなく自然破壊の原因が農業基盤整備事業という公共工事であ
り、それがいかに地域の生態系を無視したデタラメな内容かを立証している。日本
政府が海外にたいし地球環境への国際貢献を口にしながら、国内の自然破壊を日々
促進する矛盾と沖縄サンゴ礁の海の現状を告発する証拠物件書。
目次:
一.生きているサンゴ礁の世界 二.定点観測 ─ サンゴ礁の生と死 三.サンゴの海を死に追いやるもの
1.沖縄のサンゴ礁 亜熱帯と台風がつくった自然環境/リーフの内側と外側/沖縄の漁業 2.「赤土汚染」を生み出したもの 「赤土汚染」のはじまり/「本土並み」の光と影/公共事業のシステムは どうなっているのか/サンゴ礁を壊滅させた「本土並み」の基準や規格など 3.見捨てられるサンゴの海 少年時代の海の記憶/関東の海と沖縄の海/死にゆくサンゴの海/頼りにな らなかった「県議会」/「赤土汚染」への行政の対応/問題の「すりかえ」 と「ぼかし」の手法 4.サンゴ論争 私の“定点観測”/サンゴの危機を認めたがらぬ人たち/夢やぶれたサンゴ 移植/奇怪なサンゴ造園/新奄美空港周辺海域のサンゴ論争/おかしな「教 授先生」たち 5.「赤土汚染」を産み続ける背景 「土壌保全の日」の悲喜劇/“有害無益の長物”離岸提/コンクリート製 エビ礁や魚巣の怪/公共事業が生んだ“土建王国”/行政の隠れミノとなっ た審議会、委員会 6.ODAの“モデル”沖縄 サンゴの海とブート岳/自然環境破壊はどこまで行くのか/いま何よりも 必要なことは/3兆円の“無償援助”が残したもの/新しいODAのあり方 は、まず沖縄から文献リストへ
環境読本「消えゆく沖縄の山・川・海」(在庫切れとなりました。入荷の予定もございません)
沖縄県教育文化資料センター環境・公害研究教育委員会編 定価 1,000円(本体価格971円)
(帯のコメント)
本土復帰以後の急激な開発は、山を裸にし、川を海を赤土で汚染し、生態系へ多大な
悪影響を及ぼしている。
本書は、環境問題・自然保護運動の第一線にある執筆者たちが、長年の研究・観察・活動等
をふまえ沖縄の自然への想い、現状への危機感を語るものである。
読者の書評:
現在の沖縄の自然の危機状況が手に取るようにわかる、高教組が学校現場での副読本
として編集した力作。判りやすさをめざし美しいカラー写真満載で、イラスト、漫画、
エッセー、年表、図書資料、学びたい行動したいときの団体連絡先リスト、と内容豊富。
充実の1冊であり、千円はお買い得。
*沖縄県外の書店では取り寄せられないため、ご注文は、直接、沖縄県教育文化資料センター
TEL098-884-4555 か、八重山・白保の海を守る会 TEL&FAX 03-3220-3529
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当会の場合、代金は本到着後、振込。1冊分は、本代1,000円+送料300円=1,300円です。